慢性肩こり


肩こり 整体
frozen sholder

主には僧帽筋というエリアに感じられる、重だるさ、痛み、不快感などの症状です。一般的には、習慣化した不良姿勢などにより、筋肉が持続的に緊張し、そのため循環不全を起こし生じていると考えられています。確定的な診断が難しく、主には対症療法となることが一般的です。

【症状】

肩こり 整体

・頸部、僧帽筋エリア周囲の重だるさ、倦怠感

 

・指でおすことで圧痛、もしくは倦怠感の解消が起こる

 

・主観的には「ズシンとした感じ」「首に何かものでも入っている感じ」など

 

・重苦しさを放置していることで、頭痛やめまいなどの症状を感じることがある

【注意を要する症状】

以下のような症状を要する場合は重篤な疾患の初期書状である可能性があります。まずは各診療科への受診をご考慮ください。

・全身性の発熱を伴う場合

・全身性の倦怠感を伴う場合

・するどいしびれ、局所的なしびれなどを伴う場合

・食欲不振、吐き気などを伴う場合

【一般的な対処法】

・湿布や消炎鎮痛剤の使用、ひどいときには神経ブロックなど

・マッサージ、指圧など

・運動療法

【当院の方針】

【肩こりは肩だけが問題か?】

肩こりは肩周囲に筋肉の重だるさや、しんどさを感じることです。

 

では、肩はどんな形をしているでしょうか?

 

肩に関する筋肉は、皆肩甲骨についています。

 

肩甲骨というものを介して、背骨から腕はつりさげられた状態にあるんです。

 

ただでせさえ重い上肢をつりさげた状態にある。なんかこれだけでも負担がかかりそうな気がしますよね?

でももう少し体は複雑です。

 

今度は肩だけではなく、体全体に目をむけてみましょう。

 

左図を見てみてください。

 

実はからだ全体をみると、筋肉は筋膜というサランラップみたいなものでつつまれて、全身がまるでもじもじくん(全身タイツ)のようにつながっているんです。

 

上の図のようにそんな体の一部をつままれたことを想像してみてください。

 

つまんだことによる引っ張る力は上下左右あらゆるところにかかることが想像できるでしょうか?

 

実はこの引っ張る力こそが、ポイントなんです。

 

この引っ張る力は、からだの中で実は無数につくられています。

 

もしそうなんだとしたら、目にはみえていないけど体の中はどんなことになっていると思いますか?

 

そうです。つまりは、こんな状態といえるでしょう!

 

あらゆるところに引っ張られてがんじがらめになっている。

 

さあ、このことを頭に入れて、一番最初にみた肩の構造を思い出してみましょう。

そうです。肩というのはつりさげられた構造をしていたんでした。

 

ということは、、、

 

ありとあらゆる引っ張る力がかかったら肩が重くなっているのは容易に想像できますよね?

 

つまり、まずはそのがんじがらめになっている状態を取る必要があるのです。

 

そして、それは肩以外、特に肩よりも下の場所から引っ張られるものを解消しないといけないとなります。

 

この引っ張る力がからだのどこに隠されているのか?これが最大のポイントであったのです。

【肩が引っ張られるの最終的な状態、引っ張る力の原因はあなたの過去にある。】

では、この引っ張る力とはなんなのでしょうか?

 

その原因はあなたの過去にあります。

 

どんな外傷や、事故や、けがや、病気や、感情的な経験をして生きて来たのか?

 

外傷がおこると組織はその修復の過程でいくらかの癒着というものをつくります。

癒着 整体
癒着

 

 

このようなものが一つ引っ張る力となっていく可能性があるのです。

 

身体の中には外側からはみえませんが、無数のこのような状態があると考えられます。

 

これらの引っ張る力に対応していくのがオステオパシーなのです。

 

 

常に引っ張られていることをを想像したら、肩をあげる動作がいかに難しいことをしているか想像できるかと思います。

 

もちろん、代償能力の高い幼少期、青年期に症状としてでることは稀かもしれません。

 

しかし、少しずつ年を重ねるごとにからだは余裕のない状態になっていき、やがて自分のなかのバケツがあふれてしまうといえるでしょう。

 

その状態が肩こりという状態でもあるし、五十肩という状態でもあるし、その他の病気ともいえるのです。

 

オステオパシーはそのような状態を、手によって診断し、手技によって、からだに余裕をつくることで、からだを本来の状態にもどし、改善は測る方法です。

肩こりだけでなく、全ての症状にあてはまることですが、その症状を感じ、患った期間が長ければ、長いほど、その状態は体の中に強く保存されます。

そして、それは脳の中の記憶としても保存されるのです。
特に肩こりというのは、あまり皆さん気にはしないかと思います。
皆多かれ少なかれあるだろうし、重さを感じているけど、我慢できるといったことは多いかと思います。それもあり、その症状に悩む期間が長期化されやすい特徴があります。
揉んでもらって終わりでは、それを長期化させるだけです。
できる限り早く体質としての自分の体を良くしていく。そういう意識が大切になってくると思います。

【当院の施術を受けた方の言葉】


「頑張らない生き方」の第一歩を歩み始めたように思います。


T・H様 男性 S47年生まれ 

 きっかけ

 

 きっかけはアトピー改善アドバイザーをされている桑野泰さんのセミナーで、オステオパシーというものが受けたことがあると聞いたことからでした。

 

私は40年以上全身のアトピーがあり、いろんな方法を実験していましたが、「今年はできることを全部やろう!」と思っていたので、桑野さんにオステオパシーをどこに行けば受けられるのかを質問しました。しかし、すぐに申し込みを決めたのではありません。

 

もう一つ悩みがありました。それは数年前から続いている全身のコリです。肩だけでなく、腰も、背中全体も凝っていて、ちょっと体をひねると、肩甲骨の後ろをナイフで刺されたような痛みが走って、しばらく動けなくなるということがありました。ただ毎日と言うことではなかったので湿布を貼ったりして、だましだまし過ごしていました。

 

腰が痛くて動けなくなると言うこともありました。近くの形成外科でレントゲンを撮ってもらいましたが、「骨はしっかりしていて異常がない。軟骨がすり減っているわけでもないので、湿布を貼って様子を見てください。」とのことでした。湿布を貼り、腰にコルセットを巻いて1ヶ月くらい過ごすと、痛くて動けないと言うことはなくなりました。

 

姿勢が悪いんだろうなと言うことは、うすうす気がついていました。ショーウィンドウに映る自分の姿がエヴァンゲリオンのようだったからです。その場ではシャンとしてみて、しばらくは続けることができるのですが、ふと気づくと、またエヴァンゲリオンに戻っていました。

 

私は趣味でバドミントンを毎週やっています。しかし、全身が凝るようになってから、痛みで腰をかばうような打ち方になり、思ったように自由に動けなくなっていました。とっさに前に出ないといけない場合でも腰が痛くて、前に出られない状態でした。

 

 

 

そして、仕事が急に忙しくなった頃、仕事中に背中が痛くなり、その仕事は納期も厳しかったので「これではダメだ!プロジェクトが落ちる!」と思い、ホームページを見て、その日の夕方に予約の空きがあるかを問い合わせしました。